日本下水道事業団（JS）の技術基準に基づく仕様がJ-COMSIA各社の施工管理ソフトウェアに実装されました。J-COMSIA加盟会社から１０のソフトウェアが、2024年9月までにJSの工事写真管理フォルダと出来形管理基準に適宜対応する予定です。

土木・建築工事におけるJS仕様の写真管理フォルダ構成と電子小黒板テンプレートをJ-COMSIA各社のソフトウェアに組み込みました。これにより写真の自動仕分けや電子小黒板の文字データの自動転記が可能になります。また、フォルダ構成や説明文が統一されるため、記載ミスを防げ、納品写真や書類の品質が向上。発注者であるJSの確認作業も効率化されます。

建築と土木さらに機械・電気設備の工事に対応した電子小黒板テンプレートの提供を開始しました。それぞれJS仕様の写真管理フォルダに対応しているため、黒板作成の効率化と写真整理の自動化を実現します。

写真管理ソフトウェアのマニュアルを参照することで、写真管理フォルダや黒板設定などの事前準備から写真撮影までの一連の操作をJSの「工事写真電子管理要領」に即した形で実施することが可能となります。

JSが定めた「出来形管理基準及び規格値」を各ソフトウェアのマスターに組込みました。これにより、受注者は該当する工種を選択するだけで、測定項目や規格値が事前に登録され、出来形管理の事前準備が圧倒的に効率化されます。